2006年10月 2日 (月)

強行!釣行!最高!マトウ鯛!

011 「なんだ!この魚は!」他の釣り仲間は驚いた様子だ。「ふふふ無理もないだろう、私はこれを狙っていたのだ」

周りが皆、サビキ釣りをしている中で私だけが一人、大きな針に活きアジを付け泳がせ釣りをしていただけのことはある。狙い的中だ。

10月1日の日曜日。五目釣りで日吉丸にて出船した。しかし私は行く前からあんまり乗り気ではなかった。「この時期に五目か・・」と思っていた。なぜならエサ取りの小魚の多いこの時期に、五目釣りとはあんまり自身がなかったし、面白みも感じられなそうになかったからだ。それにアオリイカのシーズンでもありヤエン釣りに行く予定もあったからだ。

チダイや小アジに魅力を感じてなかった。そこでいいアイディアが浮かんだ。前日からヤエン釣りをし、残った活きアジで根魚などを狙おうという作戦だ。しかし、体力的にしんどそうだ。「前日の昼から家を出発し、次の日の昼過ぎまで休み無く釣りができるだろうか」など思いながらも強行した。我ながらタフ&釣り馬鹿である。

アオリイカのヤエン釣りの最中、0時頃に仮眠を取ろうと予定していたが、結局ぶっ通しで釣りをしていた。アタリは少ないもののアオリイカも1杯だが上げることができた。活きアジはたくさん確保できた。

船頭さんは、活きアジは使ってもあんまり意味ないような感じに言っていたが、ここまで来た以上引き下がるわけにはいかない。なぜなら前に、インターネットで見たマトウ鯛の握り寿司が記憶に残っていたからだ。それは白身の魚の上に肝がのせてある、見るからに旨そうな握りだった。「なんとしてでもあの肝が食べてみたい!」そう、なによりも食い気がそこまで私を突き動かしていた。

船釣りの方は、やはりエサ取りや小魚の猛攻に合い、刺し餌のエビ(沖アミ)は入れてすぐ取られてしまい、仕掛けを頻繁に上げなければならず面倒な釣りになっていた。私は自作仕掛けの4本針に、イカの短冊(沖アミではなく)と、底バリに活きアジを付けた。予想通り、餌は取られず快適な釣りとなった。

そして、しばらくしたところで私にビックワンが来た。他の人の竿とは明らかに違う大きな竿のしなりだ。船頭は「大きめのチダイかな」と言っていたが、私は「本命ですよ」と言った。上がってきたのは大きなマトウ鯛だった。私の狙い的中ぶりに、おもわず武者震いがしそうな気分だった。

その日は結局、大漁だった。40センチ級のマトウ鯛1本、30センチオーバーの大アジ7本、他カサゴ、ウマズラ、カイワリと満足のいく結果だった。

家に帰り早速マトウ鯛を捌く。魚を捌くのも私の大時な仕事だ。捌きかたはカワハギに似た感じだ。3枚下ろしにすると、片方の身は3つに別れる。仕組みを知ると結構、簡単に捌けそうな魚だ。嫁に酢飯を握ってもらう。酢飯の上に切り身をのせ、その上に肝をのせた。「うーん。何とも旨そうだ」

握りを一口でパックと食べる。マトウ鯛の身の旨さと肝の旨さが絡み合う。「ふう・・最高だ・・」思わずため息が出た。身の方は鯛のようなカワハギような旨味のある上品な味だ。肝はカワハギよりも固さがしっかりして味はアンキモとカワハギの間のような味だ。

「また一つ旨い魚を見つけてしまった。」強行の釣行で疲れた果てた体に、最高のご馳走が与えられ満足のいく1日だった。Matoudai1 また飲み過ぎ、そしてぐっすり眠った。

2006年9月20日 (水)

アオリイカ到来2006

021_2 待ちに待ったこの季節がやってきた。日本海アオリイカの到来だ。

しかしである。聞くところに寄ると、今年の日本海のアオリイカはどうやらカタがこまかいらしい。それもそうだ。昨年の大雪の影響で水温が初夏まで低く、産卵の時期のズレやエサとなる小魚の生育遅れなどが影響し、生育に影響している。明らかに去年よりはカタがこまかいのも予想はしていた。たまらず、釣り場に出向いた。

仕事の合間を見て(・・無理やりに)偵察がてら、ホームグランドとなる敦賀付近のポイントを見て回る。見て回って思ったことはまず、例年よりこの時期のアジのサイズが小さく感じる。たばこの長さもないだろう、そのぐらいのサイズだ。そのサビキ釣り師の隣で、餌木で細かな幼イカを狙うエギ釣り師が列をなしている。「・・スゴイ数だ・・」

大きくなる前のアオリイカを釣り上げ喜んでいる。胴長が携帯電話サイズどころか6~7センチにも満たない幼アオリイカを1.5程のエギで乱獲しているではないか。。産まれて間もない学習能力の低い幼アオリは、細かな餌木に吸い寄せられるように釣れていく。「かわいそうに・・」

「あと、もう少し待っててくれたらいいのになあ。そう、ひと月待てば立派になれたのを釣れるのに。」私は毎年思うのだが、10月からがアオリイカのシーズンだと思っている。そして11月末の寒い風が吹く頃には、アオリイカは深場に入りその年のシーズンを終える。その2ヶ月もない期間に狙いを絞り、ヤエンにすべてを、熱い思いを込める。それがおいしいアオリイカへの礼儀でもあると思ってもいる。

 

2006年7月29日 (土)

~イカの塩辛~

「今度こそは・・最高の塩辛を・・」私の鼻息が荒い。「ンフ~フ~」

イカの塩辛はシンプルだが奥が深い。材料はイカと塩だけなのに。もう何度か自家製を作ってみたが、その度に失敗している。ベチョベチョで水っぽかったり、生臭かったり、腐ってたりもした。そして今回は60杯程ののスルメイカが釣れた。大小様々だが、この新鮮なスルメイカのキモを使いイカの塩辛を作ろうとしている。「もう、あんなマズイのはたくさんだ。」

まず、考えられる敗因はいくつかあるが一番の失敗は、キモと身をすぐに混ぜたことだ。その方が新鮮な気がするが、実は大間違い。きちんと下ごしらえしてから混ぜないとちゃんとした塩辛はできないのだ。何年目かにしてようやくつかんだコツを今ここで、語ろうと思う。

1)スルメイカを捌く。キモと身に分けておき、身の方のゲソは軽く湯引きし、胴身は皮をむきイカ刺し状に切る。

2)それをリードに敷き並べる。(多ければ何段かに重ねる)冷蔵庫で冷やし乾燥。(2晩ほど)

3)キモはイカスミを取って水気を拭き、多めの塩でタッパーなどに漬ける。(2晩ほど)

4)2晩経過したキモを酒で洗い塩分を落とす。包丁の背でキモを押し出すように絞り出し、包丁で丹念に叩きタレを作る。

5)4をボールに入れ、スライスした鷹の爪を入れ(塩辛1瓶で1本程)味を見る。塩分が足りないようなら塩を足す。(塩辛いぐらいが丁度いい。あとで熟成され馴染んで甘くなるので)

6)ここでやっと初めて、身とキモを混ぜる。タッパーなどに入れて冷蔵庫へ。

7)さらに、冷蔵庫で7日以上は寝かせる。熟成を促すため毎日、朝晩(1日2回)キレイな箸でかき混ぜる。

コツA-1)と2)の行程の身を乾燥させるのは、一夜干しで乾燥してもいい。私は、身の皮を取りたい派なので冷蔵庫乾燥をしている。

コツB-材料はイカと塩でいい。何も足さない。昔、ミリンや酒や酢や醤油など色々混ぜてみたが、旨く発酵しない原因ともなるし、第一不味くなる。大事なのは熟成こそが最大のうまみなのだ。

コツC-キモはスルメイカのを使い、身はマイカ(赤いか)を使うと、全然違う味わいになる。最高に旨い。甘みも増し、とろけるような絶頂感を覚える。

コツD-タッパに粗塩を入れて釣行し、釣れたスルメイカをすぐ生きたままキモを引き抜きキモを塩漬けにする。使用するスルメイカのキモは船上で瞬時に塩漬けされてるため臭みがなく、世界一旨い最高のキモダレができる。

コツC&Dをできるのは釣り人の特権だ。

ふと、私は思う。市販されているイカの塩辛のほとんどが、それらしく着色されてさらに保存料漬けにされ、いろんな薬品で味付けされイカの塩辛っぽくしてある。ほとんどの人は一生それを塩辛と認識し食べて終わるのだろう。それはそれでかまわないのだが。

イカと塩と風とバクテリアだけで作られたこの塩辛を食べるとつい笑顔が出てしまう。「先人の知恵は、流石だな」などと独り言を言いながら、酒がついついすすむのだ。

2006年7月 8日 (土)

丸珍の船酔い改善法

前回の玄達瀬での釣行が覚めやらぬ7月1日。久しぶりの竹宝丸(敦賀色が浜)にて、半夜でのアジ&イカ釣り狙いで出船した。今ほとんど釣れるイカの種類は、スルメ&ムギだと言うことらしかったのだが、マイカも一応狙うために2本の竿を用意した。

まず前半は、日が高いうちはアジを狙う。チダイ&ウマズラ混じりで15匹ほど釣り上げた。しかし、かたが思いのほかこまかく、せいぜい良くて30センチと言ったところだった。まあでも、アジのタタキで食べるには十分な量を確保でき、暗くなるのを心待ちにしていた。

しかしである。6人のうち2人がこの絶好のコンディションにもかかわらず(うねり系の波1M)船酔いでダウン。さすがに見かねて水と薬を差し出す。しかし船酔いは止まらず結局、薬もすぐに吐き出してしまった。いつもこういった光景を見る度、昔の自分を思いだしてしまう。私自身も船酔いにはとても弱い。しかし今まで、たったの1度しか酔ったことがない。それは、船に乗るまでの行程で自分のコンディションを作り出しているからだ。私として(著名な某釣り師もほぼ同意見らしいが)の意見を述べると・・

1. 睡眠は6時間以上とっておく

2. 前夜はお酒を適量にする(缶コーヒーなどの刺激物は厳禁)

3. 出港する30分前に酔い止め(アネトンカプセル)を飲む

4. 出港するときは空腹状態にしておく

しかし丸一日食べないわけにいかないので、出船の4時間前からは何も胃に入れずにおく。出船し2時間以上経過した頃、もう大丈夫だと思ったらそこで食べる。胃酸が出やすい人はガスター10で胃酸を抑える。ジュースより水の方がいいだろう。この方法で自動車の助手席でも酔う私が、荒波の中でも果敢にスタンディングスタイルで1日を戦う事が出来るのだ。

釣り師に船酔いは致命傷だ。休みを取り、高価なタックルを購入し、やっと船で沖にまで出てそこで船酔いになって、釣りを嫌いになったり辞めたりする人も多いと思う。かくゆう私もその中の1人になりかけて、タックルをヤフオクで売ろうかとも思ったこともある。挙げ句の果てに、病院で胃カメラを飲み、私の胃の弁がゆるく胃酸が逆流しやすい体質と言われたが、工夫次第で何とかやっていけるものだ。そう思っている。

2006年6月26日 (月)

快釣!玄達瀬釣り紀行~その3~

今回、私の隣ではK爺の10万円のリールが光っている。最新型のパワーモードが搭載された、ダイワのシーボーグ500メガツインと言うリールだ。この玄達瀬のために「安いな」と言ってあっさり買って参戦したのだ。なんと羨ましい。

私の3万円の電動リール(タナコン500Fe)とは違い黄金色に輝きゴージャス感を醸しだしている。 がどうやらおろしたての為か、スプールの回りが悪く、思うようにラインが出て行かず仕掛けが浮いてしまい苦戦しているようだ。それに比べ私のリ-ルはスムーズに回転しどんどん出て行く。どうやら、パワーモードとスピードモードと両方付いているせいかギヤ数の分のグリスが固くまだなじみきっていない様だ。やはり、この複雑なリールは胴付などで慣らし運転をしておいてから来た方が良さそうだ。

明らかにその黄金の10万リールは、テンションがかかるため他の人よりは仕掛けを重くしないといけないようだ。しかしそこにT氏の一言「サルカン1個で来るよ」が頭脳に突き刺さり、K爺はチンプンカンプンの様だ。

どうやら、3万円Vs10万円は圧倒的3万円の勝利のようだ。

ジージージー!どうやらまた、200Mほど先でヒットしたようだ。ラインがドンドン出て行く。「慌てず騒がず。っと」そう呟き落ち着いてクラッチを入れ、またもや大きく合わせを入れ、針掛かりさせる。ズシンッ!また引き込むようなアタリだ。真鯛だ。大きい。昨夜に自分の作った仕掛けと、惚れ込んだ竿(ゴウイン365M)と、3万円のリールとを信頼しガンガン引き寄せる。「うん。いいバランスだ」どうやら良型の真鯛を上げて、自分の手に馴染んだような感じだ。みるみるうちに海面まで取り寄せる。

「でけー」「またかあっ」皆が驚きと、悔しさでそれを見つめている。海面には先ほどと同等ぐらいの真鯛が浮いてきていた。「さっきよりでかいよ」船頭が取り込むと、雌の76センチの真鯛だった。本日はビックワンならずビックツーである。この時点でクーラーボックスに入りきらなくなってしまった。V6010048

76センチの真鯛。神の気分。

2006年6月22日 (木)

快釣!玄達瀬釣り紀行~その2~

「だからサルカン1個でいけるって、まだ前回のブリを釣ったイメージが離れんの?」

そう何度も2匹の真鯛を上げたT氏がささやく。私はそれに聞き耳を立てず、自分のやり方で行く。初めからの1流し1流しごとの推理でストライクゾーンがようやくつかめてきた。まさしくそれは、サルカン半分(発砲小)ほどの重さでの違いでエサがとられたり(底)、取られない様な絶妙なバランスだ。

「これだ。これで行こう」そう確信し、一人の世界に入り込む。

ジージージー。そのセッティングで3度ほど流した時だった。ドラグが一気に走り、糸が出ていく。「きたっ」慌てず(慌てていたのだろうが)、まずクラッチを入れ、大きく2.3度合わせを入れる。「のった!」ガツンと持って行く様な強い引きだ。大きくしなる竿(リーディングXゴウイン365M)が大物の引きを、和らげる。「いい竿だ」やりとりしているとこの竿の良さが、まじまじと伝わってくる。「190M付近で当たったよ!」皆に告げる。どうやら190M も取り寄せないといけないらしい。しかし、この竿がついていると思うと、強引に魚を遊ばせずグイグイ引き寄せられる。向こうに持って行かれてなるものかとゴウインがリードしてくれているようだ。前半はスゴイ引きだったが、残り少なくなると抵抗が無くなった。「間違いない真鯛だ」そう確信し、水面を見つめる。

「でかい」「タモに入らない」「違うタモくれ」皆、そう言っていた。水面にはT氏の真鯛よりかは、2.3周りも大きな真鯛が浮いてきていた。大きなタモに治まり自然とガッツポーズが出てしまう。最高な瞬間だ。74センチの雄の丸々太った真鯛だった。

V6010046

体高のある丸々太った雄の真鯛 74センチ

2006年6月21日 (水)

快釣!玄達瀬釣り紀行~その1~

「・・56.57.58・・」 数える限りでは60隻以上の漁船がこのポイントに集結していた。

「まるでお祭り騒ぎだな」 そう今日は6/18日。待ちに待った玄達瀬の釣行の日となった。我らメンバー4人は興奮していた。

解禁して初の日曜日と言うことと、ベタ凪のこの最高のコンディションのせいか、玄達瀬には一斉に近くの漁船が集結していた。所々の船では、グットサイズの魚がタモに治まる光景も見られ益々テンションが上がる。すぐ近くでは鳥山やナブラが見られいつもの敦賀沖とは比べようにならないほどの、スケールの違いを改めて感じる。

その中を何度かアンカーを下ろすポイントを探し、所狭しと船を着ける。メンバー4人とも待ちきれない様子だ。イカリの下ろす音と同時に沖アミを抱き合わせでしっかりと針に付ける。そして、一握りの沖アミを撒く。「ちょうどいい潮の流れだ」この日は潮見表では小潮だったが、やはりここは玄達。それでも潮が速い。初めの一流しでサルカンの数をすぐさま予想する。この日は1号から2号、3号と三種類を数個と、発砲浮きを数種持参し、この組み合わせで棚とりをする。

「これなら1号2個と2号1個と発砲1つかな」 私のやり方は少し重めに設定し、まず底をしっかりととり(まずエサが取られる深さに)、そこから少しずつ上げていくやり方をとっている。根掛かりもそこのメーター数をしっかり覚え、そこからまた計算し浮力を付ける。この日は、いつものメンバーで仕立ての釣行だったのだが、それぞれ棚の取り方も流し方も様々だ。

それはそれでかまわないと思う。なぜなら皆それぞれ、リールのスプール抵抗、竿のガイドの数と間隔、道糸の太さ、仕掛けの違い、送り込みの仕方、それぞれ皆違うからだ。だからいつものことだが、自分を信じてその日の潮を読みストライクゾーンを推理し、そこに持って行けた人が、この海の恩恵に預れる。つまりビックワンとなるのだ。

「来たっ」 どうやらT氏の竿に当たったようだ。見ると竿が大きくしなっている。160M付近で当たったとの事だ。きれいな魚体の真鯛が上がってきた、40センチそこそこだろうか。どうやら彼は真鯛の棚をつかんだようだ。すぐさま同型をもう一匹釣り上げ満足顔だ。

「サルカン1個でちょうどいいよ」その彼の言葉に他の2人は迷い、自分のスタイルを崩し始めた。私にもサルカン1個を勧めてきたが、今までの推理してきた底からの棚とりスタイルを、崩してなるものかと断固として貫き通す。しかし、アタリはなく2時間ほど経過し時間だけが過ぎていく。隣のK爺は明らかに錯乱し仕掛けがどこに行っているか分からない様子だった。「このままではいけない」そう思い始めていた。アタリすらない朝まずめのスタートとなった。

2006年6月13日 (火)

玄達瀬 解禁!

「ウイーン(リールの巻く音)」「いいなぁ。新品のリールは~♪」 

2ヶ月前に購入したフカセ用の電動リールに糸を巻きながら私は意気込んでいる。なぜなら日本海の玄達瀬の解禁が今週(6/16)に迫ったからだ。そう、週末の日曜に敦賀の浜丸で出船するのだ。去年の玄達瀬では85センチのブリを釣り上げたので、ブリの照り焼きがまたもや我が家にやってくるとばかりに、期待に胸がふくらんでいる。

「そうその前に、しっかりと仕掛けを巻いておかなくては」いつものことなのだが、私は市販の仕掛けを使用しない。それは、私個人の魚に対しての礼儀である。と言ってはオーバーだが、フライフィッシングのタイニング(毛針を自作する)出身の私としては現地で釣りすることもそうなのだが、前日にあれこれイメージして、何種類か用意することがめんどくさくもあるのだが、また好きな楽しみでもある。それにその自作の方が、明らかに釣れるのである。(と思いこんでいる)。大物が自分の巻いた仕掛けで上がると、まさしく釣り上げた感が大きく最高の自己満足に浸れるのだ。

一年のうちで2ヶ月間しか漁が出来ない一級の漁場で、またしても今年釣行が出来ることに感謝して、今年はどんな釣りになるのか楽しみである。

(玄達瀬とは・・三国沖にある18Kmほどの細長くせり上がった起伏の激しい瀬。対馬海流が通り、多くの魚が立ち寄るオアシス的存在。ゆえに乱獲を規制し一年のうち2ヶ月間しか漁が出来ない数少ない一級漁場である。)

2006年6月 1日 (木)

日々葛藤

「釣り竿 今いったい何本あるの?」そう言う妻の問いかけに一瞬、動きが止まった。

「・・え・・20本くらいかな・・」 私としては少なく見積もり、そう答えたつもりだったのだが、それでもそれを聞いた妻は驚いた様子だ。「そんなに、竿って使うものなの?」釣キチとしてはすかさずここで、自分自身にフォローを入れる。「釣りはゴルフと同じでいろんな場面で使いわけしないといけないからなぁ。なにかといるんだよ。それに、いつも美味しい魚を食べれるだろ」・・・・「ふ~ん」・・なんとか決め台詞が決まったようだ。良かった・・・

なぜなら先月も2本ほど竿を新調した。それでも私の中の悪魔は「あともう1本買え!あの竿は、軽くて最高だ!買え」とささやく。しかし今現在、フライの竿で5~6本。船竿で4本。磯竿で4本。アオリイカ用で4本。投げ竿3本。ワカサギ用2本。チョイ投げで2本。タコ用1本。船カワハギ1本。思い出せるのだけでこれだけはある。いつもまにやらここまで来てしまった。ついでにそれに付随してリールも同数ある。思い返すと我ながら困ったモンだ。

仕事帰りに、釣具屋で道具を見ている時点でもう、その竿を買った気でイメージしている。でも「それはそれでいいじゃないか」とも思う。日々の生活の限られた休みの中で釣行し、そのためにあれこれ思案しそのプロセスを楽しむ。釣れたらそれを捌き、旨い酒を飲む。釣れなければまた次・・と意気込む。むしろ入れ食い過ぎる時ほどつまらなっかたりもする。釣りとは100人中100人の自己満足の世界だろうと思う。道具はそれに付いてくるオマケだろう。

そう妻に熱弁し、納得させる。そして「次は ヤッパリあの竿を買おう」と思う私がいる。そう、釣り人は陸でも日々戦いが続くのだ。

2006年5月29日 (月)

マイライフ ウマイ酒!

ここ最近、晩酌する酒の種類が変化した。「泡盛マイブーム到来」てな感じである。

この歳になるまで→カクテル(ラム、ジン系)→黒ビール→日本酒→イタリア赤ワイン→フランスワイン→焼酎といった具合に、だいたいのお酒を嗜んできたのだが、まさしくこの泡盛は「やっと出会えた最適な酒」と言ってもいいぐらい気に入っている。

仕事で朝が早い私にとっては二日酔いはなんとしても避けなくてはいけない。目覚まし時計だけが唯一の味方だ。なんとしても自力で起きなくてはならない。隣で寝ている良くできた嫁は夢の中だ。そんな私のライフスタイルにもマッチしている。なにしろ飲み過ぎても後癖がないのだ。日本酒にはもう戻れない気がする。

それは車の趣味にも似ている。若い頃は外見やスタイルのみを追ってきたが、最近では機能性を重視している。二日酔いにもならず、胃にも優しく、酔うスピードもちょうどよい泡盛は機能的な私に合っている。

泡盛を毎年ごとに、瓶に詰めて継ぎ足しながら4~5年ほど熟成させて造る、古酒(クース)もそのうちにチャレンジしたいと思っている。そのためには、10リットルほどの瓶を最低4つ確保しなくてはならず、置き場所に頭を悩ませる今日この頃である。

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 シイラのフライと自家製タルタルソース

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