食を求める
疲れてくると、何かおいしいものを食べたくなるのは、人間の摂理だ。釣り新聞を読みながら、何を食ってやろうかとあれこれ思案する。そう、現実逃避である。
「日曜日頼むぞ」 「あ・・はい・・」 今さらになって思うのだが、あの時断れば良かったのかもしれない。先週は仕事づくしだった。今日までブログどころか寝る暇もなく、働きに出ていたのだ。コンビニで釣り新聞を買い読むことだけが、気休めみたいになっていた。
「ショウサイフグが食べたいな・」そう私はつぶやいていた。ショウサイフグと言えばカットウ釣りという釣方だ。オモリに餌となるアオヤギやイカを付けその先に伸びたイカリ針で引っかける釣りである。釣り人の中には邪道という人もいるが、フグのような口が小さくてエサ取りがうまく、なおかつ鋭い歯でハリスを切るような魚にはこの釣方がベストなのだ。「いまがいちばんいい時期かな」「鍋にするとうまいだろうな・」などとつぶやき、仕事先にいる現状から逃れていた。先週食べたばっかりなのだが・・
