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2006年5月14日 (日)

石垣パヤオ釣り紀行~その2~

不思議と目覚まし時計が鳴る少し前に目が覚めた。

お楽しみの日は決まってそうだった。それは子供のころから変わらない。

「ようし、やってやるか!」5時間ほどだがぐっすり寝た。どうやら昨夜のお酒の影響はなさそうだ。それはきっと、泡盛をメインに飲んでいたからだろう。もしも日本酒を飲んでいたら二日酔いになっていたに違いない。泡盛は蒸留酒のため多少飲んでも二日酔いしにくいのが特徴だとか。石垣島に来て早々我が身で感じた。「おーい、起きてるかー」他の部屋の2人も予定時間には現れた。私は、SPF50+++の日焼け止めを顔、足、耳と丹念に塗り、酔い止めを飲んだ。この天気だと、船酔いよりも日焼け対策の方が重要かもしれない。そう思い、長袖のTシャツにした。他の人にも日焼け止めを勧めたが、日焼けして帰りたいからと断られた。

6時30分に迎えに来るのでホテルの朝食は食べれずじまいだった。しかも、コンビニでお弁当を買おうとしたら7時に入荷すると言われ、数少ない売れ残りの中からサンドイッチとパン2つだけを買い、メンバー全員シマノの2.3倍クーラーボックスに詰め込んだ。ここに来て大活躍である。そうこうしてホテル前で待っていると、サブトロピカルの船頭らしきワンボックス車が止まった。「おはようございます」そこに現れたのは...ギャル男?。

歳は我々と同じくらいの30才前半だろうか?半袖、短パン、雪駄、ロン毛にガン黒こんなサーファー、ギャル男チックな船頭(以下井戸さん)に皆、驚いた感じだった。しかし、サブトロピカルと言えば、石垣島でのパヤオ釣りでは毎日、出船しており実績もある。他の班たちは違う船だが、私は直感的にこの船にしようと決めていた。事前のメールでの相談も親切に対応してくれたからだ。

「どんな釣りがしたいですか?」車の中でそう井戸さんは言った。「大物も釣りたいし、数も釣りたい」我ながら、なんてわがままな相談だろうか。しかし井戸さんは「いいっすよ」あっさり言ってのけた「じゃひとり泳がせをやってみましょうか?」どうやら話のわかる船頭さんらしく皆、安心して船に乗り込んだ。島を離れるとやはりそこは外洋、さすがに波が高い。と言いたいところなのだが、めずらしく1Mほどのうねりしかない。最高の1日になりそうなコンディションだ。飛び魚が至る所でピョンピョン跳び回り、海の豊富さをまじまじと感じる。出船から1時間、石垣島が見えなくなるほどの頃合いになると、直径10Mほどの管制塔みたいなパヤオが現れた。実際に見ると想像よりも大きい。ポイントが近づきエンジンスローになるにつれ、反対に釣り師としてのテンションがどんどん上がってくる。パヤオより潮上に船を着けると左舷に4人すべて並ぶ格好で、各自釣り座についた。右舷は空席の格好になり少し船が傾いたままだ。私はミヨシ(船の先頭)に構えコマセを撒くのを重点に構え、大ドモでは泳がせ釣りで一発を狙うスタイルをとった。

井戸さんが初めの説明で言っていたのだが、コマセを撒くタイミングはとても重要だと言うことだ。撒き過ぎも、良くないらしい。大物になると、そのタイミングがもっとも重要らしい。何とか今日一日で、コツをつかみたいものだ。そう思い2ブロックものイワシを用意した。

試行錯誤し一人でぶつぶつ言いながら、コマセを撒きつつフカセ仕掛けを投入する。オモリを一切付けない釣りなのでコマセと仕掛けを同調させることに神経をおく事とした。初めに4.5匹のイワシと同時に流す。またしばらくして5.6匹撒く。そしてまた、と繰り返す。水は透き通っており遙か30Mほど先の魚の群れまで見える。私の撒くイワシにどうやら集まってきたようだ。「スウッ」糸が軽く引き込まれ違和感を感じ仕掛けを巻き上げると、どうやらエサ取りのようだ。どうやら、エサ取りしか私のコマセワークでは寄せてきていないようだ。何度か流すが、イワシの頭だけ残ってくる。

「針にヒットしないー」隣も皆そうらしい。

果たしてマグロは釣れるのだろうか?

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